交通事故でパックリ割れた頭から脳みそを間近で目撃して変わったこと

運転免許を取得して自分の車を購入し、楽しくドライブしていましたが、雑な運転をすることが多くなっていました。安全運転への意識が低くなっていた頃、後輩の運転で助手席にてドライブを楽しんでいた際に交通事故が起こりました。

この交通事故を経験したり、人間の脳みそを間近で目撃したりしたことによって、運転への意識が変わりました。

少しずつ運転が雑になる

車好きだったこともあり、早く運転免許を取得したかったです。また、取得した場合に購入する車を決めていたため、高校時代はアルバイトに励み、教習所に通う費用と車の購入代金を地道に貯めていました。大学へ進学してからは、より多くの時間をアルバイトに費やすようになり、20歳の時から教習所通いをスタートさせました。

運転のルールを勉強する学科は面白くなく、今振り返るとかなり不真面目な態度でした。しかし、運転をする実技に関してはとても楽しく、いつも学科の勉強はせずに実技だけ参加したいと思っていました。それでも、学科と実技の試験については、全て1回で合格することができたため、無駄な時間をかけずに済んだのは良かったです。

教習所通いを始めてから3か月が経過した際、ついに運転免許の取得に成功しました。合格発表の瞬間は手応えを感じていましたが、とても緊張しました。運転免許を取得した後に行ったのは車の購入です。憧れの車があり、購入に必要な資金はすでにアルバイトで貯めていました。

さすがに新車を購入するだけのお金を貯めるのは大学生には無理だったこともあり、選んだのは中古車でしたが、憧れの車だったので何も不満はなかったです。ただ、マイカーの運転を始めてから1か月経過するまでは、運転に慣れていなかったので不安はありました。

ですが、1か月経った頃には不安はなくなり、自信を持って運転できるようになっていましたが、少しずつ運転が雑になってしまい、人生で初めての交通事故を起こしました。

交通事故を起こしても雑な運転は変わらず

車を購入して2か月経過した際、自分の不注意が原因で追突してしまい、交通事故を起こしました。お互いにスピードが出ていない状況だったこともあり、追突時の衝撃は小さかったです。お金を貯めてようやく購入した憧れの車はへこんでしまったため、修理に出しました。

まさか、自分が原因で交通事故を起こしてしまうとは思っていなかったので、ショックは大きかったです。それでも、追突した車の運転手と自分に怪我はなかったことだけは良かったです。

警察には交通事故が起こった際の状況について質問されましたが、運手免許証の点数は引かれずに済みました。

自分の不注意が原因で追突したことから、交通違反で点数が引かれるものだと考えていました。その後、しばらくは教習所で習った交通ルールや運転操作を復習しながら安全運転を心掛けて無事故を続けていたものの、慣れてきた段階でまた雑な運転に戻っていました。

この時の自分は運転への意識が低く、ドライバー失格だったと考えています。

雑な運転をしていた友達の脳みそを間近で目撃

運転免許を取得し、車を購入してからよくドライブに誘っていた後輩がいました。自分と同じように車が好きで、早く購入して運転したいといつも言っていました。そんな後輩も大学時代にアルバイトでお金を貯め、無事運転免許を取得し、車を購入していました。

乗せてもらったところ、運転免許を取得したばかりとは思えないほど荒い運転をしていました。これには雑な運転をしていた自覚があった自分も驚きましたし、怖かったので早く降りたかったです。できればドライブに誘って欲しくなかったですが、自分の車を持てたことが本当に嬉しかったようで、何回も誘われていました。

しかし、3回目に誘われた時、交通事故が起こりました。後輩は普段よりもスピードを出していたため、減速するように何度も言いましたが、聞く耳を持ってくれなかったです。すると、運転操作を誤ってしまい、スピードが出ている状態でガードレールに追突しました。

助手席だった自分はシートベルトとエアバッグのおかげで怪我はしましたが、何とか生存できました。ただ、シートベルトをしていなかった後輩は、交通事故の衝撃でフロントガラスを突き破り、地面に横たわっていました。

交通事故が起きた瞬間は目の前が真っ暗になりましたが、痛みで意識を取り戻して車外に逃げようとしました。ところが、手足を骨折したようで思うように動かせません。諦めて車の前方で横たわっている後輩が気になり、声を絞り出して呼びかけたものの、応答はなかったです。

しかし、よく見ると後輩の頭はパックリと割れ、脳みそが飛び出していました。人間の脳みそを間近で見ることは初めてで衝撃的だったこともあり、そこで気を失いました。目を覚ました時は病院で、泣いている家族から体の状態を聞きまして、手足の複雑骨折や内臓の損傷などで全治6か月だとわかりました。

長期の入院生活によって運転が怖くなる

入院中は体が痛く、思い通りにならないことばかりで辛かったです。また、後輩の脳みそを目撃した場面がフラッシュバックし、その度に気分が悪くなったり、吐いたりしていました。しかし、まだ20代前半の大学生で若かったため、順調に回復していました。

退院後もリハビリで通院が必要となり、大学を卒業するのが1年遅れましたが、卒業後に就職する会社が決まりました。ただ、営業担当として働くことになり、車を運転しなければなりません。運転免許は取得していたので、入社する会社の応募条件は満たしていました。

ですが、大きな交通事故で退院して以降、一度も運転していなかったです。交通事故の衝撃や後輩の脳みそを思い出すと、運転が怖くなっていました。

しかし、営業担当として働くためには車を運転する必要があります。

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ペーパードライバー教習を利用して安全運転を学ぶ

運転が怖くなっていた状況で試したのはペーパードライバー教習です。教官が助手席に乗っているので、一人で運転する場合よりも心強いですし、的確なアドバイスをしてもらえます。ペーパードライバー教習に3回通い、運転への恐怖や不安を軽減させることに成功し、営業担当として問題なく仕事をこなしています。

しかし、今でもふとした瞬間に交通事故の状況を思い出します。脳みそが飛び出している場面が頭に浮かぶと気分は悪くなりますが、その度に安全運転の大切さを再確認しています。